ブログ

消火設備の耐用年数について

火災時の消火活動で使われる消火設備は、どの建物にも設置する義務があります。
しかし、設置して終わりというわけではなく、耐用年数に合わせて定期的に新しいものに交換しなければなりません。
では、消火設備の耐用年数はどのくらいなのでしょうか。

▼消火設備の耐用年数

消火設備は、社団法人日本消火装置工業会によって交換すべき期間が定められています。
消火設備といってもさまざまな種類があるので一概には言えませんが、およそ13~20年で交換が必要とされています。
つまり、消火設備を設置して13~20年経つごとに新しいものに交換しなければならないということです。

▼耐用年数を過ぎた消火設備はどうなる?

耐用年数を過ぎてすぐに使えなくなるわけではありませんが、耐用年数を過ぎたころから異常が見られるようになることがあります。
では、耐用年数を過ぎた消火設備にはどのような異常が見られるのでしょうか。

■効果が軽減する

耐用年数は、安全かつ正常に使える期間を定めたものです。
そのため、耐用年数を過ぎた消火設備はだんだん効果が軽減していき、いざというときに最大限の効果が発揮されない可能性があります。

■正常に作動しない

消火設備は、手動で作動させるものもあれば自動で作動するものもあります。
自動で作動する消火設備はセンサー式になっているものが多く、耐用年数を過ぎるとセンサーが正常に作動しなくなる可能性があります。

▼まとめ

消火設備の耐用年数は、13~20年とされています。
耐用年数を過ぎた消火設備は、効果が軽減したり正常に作動しなくなったりする可能性があります。
消火設備の工事をご希望の方は、ぜひ弊社にご相談ください。