床置ダクトとは
投稿日 2022年4月25日
「床置ダクト」をご存じですか?
床置ダクトは、工場や倉庫などに設置する空調設備です。
今回は、床置ダクトについてご紹介します。
▼床置ダクトとは
床置ダクトとは、床において使う空調設備です。
一般的に空調設備は、部屋の上部に取り付けられることがほとんどですよね。
しかし、大型施設などでは床に置くタイプが使用されることもあります。
▼使用場所
工場や倉庫などの大きな建物で使用されます。
一般家庭用の床置ダクトも発売されていますよ。
▼メリット
■天井の形状を気にしなくて良い
天井クレーンなどの設備が天井にある場合は、天井に空調を設置しづらいため床に置くタイプが好まれます。
■効率的
温かい空気は上がってしまうため、空気を下から出した方が効率的に部屋を温められます。
部屋全体の空気を冷やしたり温めたりする必要がない場合に、スポット的にも使えますよ。
■掃除がしやすい
空調設備は、定期的なお手入れが欠かせません。
天井付近にある場合は、イスに上って作業するのが大変ですよね。
床置タイプなら、業者に頼まなくても自分でフィルター掃除ができます。
▼デメリット
■配管ルート
設置場所によっては、配水管を設置できない場合があります。
設置を検討するときは、排水管が通せるかどうかを事前に確認しましょう。
■スペースが必要
空調設備を設置するスペースと、前方に物を置かないスペースが必要です。
そもそも設置する部屋が小さければ、置ける場所がないという場合も。
▼まとめ
床置ダクトは、床において使用する空調設備です。
工場や倉庫などで使用されていますが、家庭用も発売されていますよ。
原工業株式会社は、空調設備工事も行っております。