屋内消火栓の使い方について
投稿日 2022年2月18日
マンションなどに設置されている屋内消火栓は、火災の初期消火を目的としたものです。
「火災時に備えて、消火栓の使い方を把握しておきたい」とお考えの方もいらっしゃいますよね。
本記事では、私たちの身近にある屋内消火栓の使い方についてご紹介いたします。
▼屋内消火栓の使い方
屋内消火栓には、主に3つの種類があります。
それぞれの特徴や使い方について見ていきましょう。
■1号消火栓
1号消火栓とは、通常2名以上でホースを引き出して放水する消火設備のことです。
使い方の手順は以下の通りです。
①扉を開き、起動ボタンを押す
②2名以上で、扉内からホースを引き出す(この時、ホースの折れ・ねじれがないよう注意しましょう)
③バルブを全開にして放水を始める
■易操作性1号消火栓
易操作性1号消火栓とは、1人でも操作できる構造となっている消火設備のことです。
使い方の手順は以下の通りです。
①扉を開き、ノズルを取り出す
②バルブを開ける
③ノズルを開けて放水を始める
■2号消火栓
2号消火栓とは、1号消火栓よりも放水量が少なく、1人でも扱いやすい消火設備のことです。
(※使い方の手順は、易操作性1号消火栓と同様。)
▼まとめ
屋内消火栓には、通常2名以上で操作する「1号消火栓」と、1人でも扱いやすい「易操作性1号消火栓」「2号消火栓」があります。
放水の際は、ホースをまっすぐに展開し、ノズルから手を離さないように気を付けましょう。
消火設備に関してご不明な点があれば、原工業株式会社へお気軽にお電話ください。