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給排水衛生設備の設計のポイント

給排水衛生設備とは、どのように計画や設計をするのかご存じですか。
建物に合わせた給排水衛生設備を設置することが大切です。
そこでこの記事では、給排水衛生設備を設計する際のポイントを説明します。

▼給排水衛生設備とは

建物や敷地内にて、使用されている水を必要な場所に供給して排水する設備のことです。
また、給水方法は以下の通りです。

■水道直結圧方式

水道本管の水圧により、建物内に給水する方式のことです。

■水道直結増圧式

水道引き込み管に、増圧ポンプを接続して給水する方式です。

■高置水槽方式

受水槽に水を引き込んで貯水してから、水揚げポンプにより高置水槽へ水揚げします。
重力によって、建物内に給水する方式です。

■ポンプ直送方式

受水槽に貯水した水を直送ポンプによって、建物内に給水する方式です。

▼排水計画のポイント

■公共下水道の位置と高さ

ほとんどの建物の排水管は、公共下水道へと繋がっています。
下水道の高さは、地面から約1.5m以上の深さに埋めていることが多いようです。

■公設桝の位置と高さ

公共下水道から、敷地に倒しての1つ目の桝のことです。
分譲地や建て替え改修工事では、すでにある可能性がありますので事前に確認しましょう。
公設桝の蓋を開けて、管底の高さを測る必要があります。

■建物からの流出配管の高さ

配管の高さを確認するために、構造体をチェックしましょう。
そして、排水流出の高さを決めるのです。

▼まとめ

給排水衛生設備は、「給水」と「排水」をきちんと検討する必要があります。
給排水衛生設備は、会社や生活において必要な設備なので、建物に合わせた設計を考えるようにしましょう。
鹿児島県にある「原工業株式会社」では、給排水衛生設備の設置などを請け負っております。
ぜひ、お問い合わせください。