排水処理方法の種類について
投稿日 2022年8月1日
一度使った水を排水と言いますが、排水は浄化してからでないと川や海に流すことができません。
この浄化する作業を排水処理と言い、さまざまな方法で処理されています。
そこで今回は、排水処理方法の種類をご紹介していきます。
▼排水処理方法の種類
排水処理の方法には多くの種類があるので、今回は中でも産業分野で用いられることが多い処理方法をご紹介していきます。
■固液分離
水から固体と液体を分けて処理する方法で、固液分離には次のような種類があります。
・セパレーターサイクロン遠心分離機
・浮上や沈殿を利用した分離
・スクリーン
・凝集剤の利用
・マグネット
・ろ過
■イオン交換樹脂
イオン交換樹脂は超純水を作るときに用いられることが多い処理方法で、イオン交換樹脂を使って水中に含まれるイオンを変換するものです。
■化学反応を利用した処理
重金属などを取り除く際に用いられる処理方法で、アルカリ沈殿法は昔から使われています。
■乾燥
水分を乾燥させることで、水中に含まれる固形物を取り除く方法です。
■高度浄水処理
高度浄水処理には、活性炭・オゾン処理・生物処理などの種類があります。
これらは水中に含まれる色素や有機物・微生物などを取り除くのに効果的で、オゾン処理は消毒や脱臭などにも用いられています。
▼まとめ
産業分野で用いられる排水処理方法には、主に次のような種類があります。
・固液分離
・イオン交換樹脂
・化学反応を利用した処理
・乾燥
・高度浄水処理
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