空調工事における建設業許可について
投稿日 2022年3月14日
空調工事をするためには、建設業許可を得る必要があることはご存じでしょうか?
建設業許可を得るために、どのような要件があるのか知っておきたいところですよね。
そこでこの記事では、空調工事における建設業許可について解説しますので、参考にして下さい。
▼建設業許可の区分
■一式工事
土木一式工事と建築一式工事の2種類があります。
複数の専門工事を組み合わせて、総合的に工事をすることが可能です。
■専門工事
大工工事・左官工事・電気工事・管工事など専門分野ごとの工事があり、全部で26種類あります。
ちなみに、空調工事が「管工事」に該当します。
▼建設業許可の要件
■経営業務の管理責任者
観光事業の経営業務の管理責任者1名が必要です。
管理責任者には、以下の要件を満たしている方が対象です。
・管工事業を営む会社の役員として5年以上の経験
・管工事業を個人事業主として5年以上の経験
■専任技術者
専任技術者は、最低でも1名が必要です。
また、下記のいずれかに該当する必要があります。
・管工事業の専任技術者になれる国家資格や免許を有している
・指定学科を卒業して管工事に関する実務経験がある
・管工事業の工事の実務経験が10年以上ある
■金銭的信用や財産的基礎
財産的基礎では、以下の2つのうちいずれかを満たしている必要があります。
・会社の資本金が500万円以上
・銀行預金が500万円以上を有していること
■誠実性
契約に関しての不正や、不誠実な行為をする恐れがないことが要件です。
主に、役員や個人事業主・支配人などが対象になります。
■欠格要件に該当しない
法人の役員や支配人などが、欠格要件に該当するものがいないことが必要です。
基本的には、法に触れるような行為をしなければ問題ないでしょう。
▼まとめ
空調工事の建設業許可には、「経営業務の管理責任者」「専任技術者」などの要件が求められます。
空調工事の要件をきちんと把握して、適切な申請を行いましょう。
鹿児島県にある「原工業株式会社」では、空調設備工事を承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。