消火器の種類について解説
投稿日 2022年5月2日
消火器の種類についてご存じですか?
学校などで消火器を使った訓練をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
当記事では、消火器の種類について解説します。
▼種類について
消火器の種類には「薬剤の種類」と「火災の種類」があります。
それぞれの種類の特性を見極めて、設置場所に適する消火器を選びましょう。
▼薬剤種類
■粉末系消火器
素早く火の勢いをおさえます。
浸透性がないため、燃えている物の種類によっては再熱してしまうことも。
使える時間が短いものがあるので、火元をしっかり狙って使いましょう。
■水系消火器
浸透しやすく冷却効果も高いため、再熱を防ぎます。
使える時間が長めで、落ち着いて消火できます。
■ガス系消火器
二酸化炭素ガスなどを使用して、窒息効果で速やかに消火します。
ガスを使用するため、粉末や水が飛び散らず周りを汚しません。
▼火災種別
■A火災(普通火災)
紙・木材・繊維などが燃える
■B火災(油火災)
石油などの油類が燃える
■C火災(電気火災)
電気設備などが燃える
▼選び方
■業務用
法令で定められた設置義務のある消火器です。
適応火災がABCの種別で表示されています。
■住宅用
火災の種類に応じて、適応火災が絵で表示されています。
誰でも扱いやすいように作られています。
・普通火災
・天ぷら油火災
・ストーブ火災
・電気火災
▼まとめ
消火器の種類には「薬剤の種類」と「火災の種類」があります。
業務用と住宅用があるので、用途に応じて選びましょう。
「原工業株式会社」では、屋内消火栓・スプリンクラー・屋外消火栓・水噴射消火設備・泡消火設備・不活性ガス消火設備など、各種消火設備に対応しています。