ブログ

上水道と下水道の違いについて

水道は、大きく上水道と下水道に分かれています。
このことは多くの方がご存知だと思いますが、上水道と下水道は何が違うか説明できない方もいるでしょう。
そこで今回は、上水道と下水道の違いについて解説していきます。

▼上水道と下水道の違い

■上水道とは

一般的に、水道というのは上水道のことを指しています。
上水道とは貯水池に溜まった雨水などを浄化し、私たちが使えるようにするための施設やその水が通る道のことです。
上水道を介して運ばれてきた水は、主に生活用水や飲料水などとして使われます。
ただし、中には飲むことを禁止している上水もあるので注意が必要です。

■下水道とは

お風呂やトイレなどで使った水は、そのまま川や海に流すことはできません。
そのため、下水道を通って浄化するための施設まで運び、基準値まで浄化したら川や海に流されています。
つまり、使い終わった水の通り道や浄化するための施設を下水道と呼びます。

▼上水道と下水道は水道料金が別

私たちは普段水道料金を払っていますよね。
これは、上水道と下水道で料金が分かれています。
その理由は、上水道で雨水を浄化するのにも下水道で排水をきれいにするのにも費用がかかるからです。
つまり、下水道料金は使った水をきれいにして川に流すための費用ということです。

▼まとめ

私たちが使えるように雨水を浄化するための施設や水の通り道を「上水道」、使い終わった水をきれいにする施設やその通り道を「下水道」と言います。
上水道と下水道は、通っている水や浄化する目的・方法などに違いがあります。