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空調設備の設計手順について

空調設備の設置には、どのような設計手順があるのかご存じでしょうか?
空調設備の設計をきちんと立てることで、スムーズに作業を進めることができるのです。
そこでこの記事では、空調設備の設計手順について解説します。

▼空調設備の設計手順

 
①空調設備の企画
建物の規模・構造・予算などを決定する段階です。
近年は、快適な室内にする意識が強くなり、環境面に関する設備的な手法を考えていく必要があります。
 
②基本計画
建物の温熱・空気環境などを考慮して、どのような空調方式で制御を行うのかなどの計画を立てます。
また、空調の範囲や何台で分担するのかを決めるのです。
 
③基本設計
主な空調設備機器の容量・風量・機器の設置スペースや、配管・ダクトの設置場所を検討します。
そして、実施計画図を作成していきます。
 
④実施設計
詳しい熱負荷計算を実施して、空調機器やポンプ類などの仕様やダクト・配管の寸法を決定します。
また建築の実施図面に基づいて、空調機器の設置スペースやダクト・配管の設置位置を決めるのです。
異常時や故障時の警報などを扱う、中央監視装置も同時に決めておきます。

▼まとめ

空調設備の設計には、「企画」「基本計画」「基本設計」「実施設計」の順に進めていきます。
室内環境を適切に保ち、快適に過ごせるような空調設備の設計を検討することが大切です。
鹿児島県にある「原工業株式会社」では、空調設備の設置工事・メンテナンスを承っております。
空調設備の設計に関して質問があれば、お気軽にお問い合わせください。