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不活性ガス消火設備の種類について

不活性ガス消火設備は一種類だけでななく、いくつか種類があるのをご存じでしょうか。
今回は不活性ガス消火設備の種類をご紹介していきますので、導入の際はぜひ参考にしてください。

▼不活性ガス消火設備の種類

■消火剤による分類

不活性ガス消火設備に使われる不燃性ガスには、主に以下のような種類があります。
 
・二酸化炭素
・窒素
・IG-55(窒素とアルゴンの混合物)
・IG-541(窒素、アルゴン、二酸化炭素の混合物)
 
どの気体を採用するかによって、設備の形状も若干異なります。

■放出方式別の分類

不活性ガス消火設備は、気体を放出する手法によっても種類分けできます。
 
・全域放出方式
・局所救出方式
・移動式

■建物に合った種類を選ぼう

どの種類の不活性ガス消火設備を使うかは、建物の特性によって使い分けましょう。
例えば二酸化炭素は人体に被害を及ぼすため、確実に人を退避させる必要があります。
 
どうしても完全な退避が難しい場合は、IG-541のように比較的安全なガスを採用すると良いでしょう。
放出方式も、建物の規模や用途によって最適なものを選ぶ必要があります。
どの消火設備を採用すべきか迷った場合は設置業者にもご相談いただき、適切に導入してくださいね。

▼まとめ

不活性ガス消火設備は、消火剤の種類や放出方式によっていくつかに種類分けできます。
どの設備を導入すべきかは建物の特性によって異なりますので、もしわからない場合は業者にもご相談ください。
原工業株式会社でも不活性ガス消火設備の設置やメンテナンスはもちろん、導入時の種類選びのご相談もお引き受けしています。
ぜひお気軽に弊社にご連絡ください。